MicroSoftアカウントを取得すると、クラウドストレージOneDriveが無料で利用できます。
ここでは、
●OneDrive:クラウドにあるOneDrive ブラウザーで利用
●OneDriveフォルダー:PCにある(エクスプローラで表示される)フォルダー
と記載しています。
●無料アカウントでは、5GBまで
●Microsoft365のサブスクリプション契約すると、1TB(1000GB)まで
利用で来ます。
OneDriveに保存されたファイルやフォルダは、次のように利用できます。
●他人との共有:他人のデバイス(PCやスマホ・タブレットなど)でも閲覧・編集できる
●シームレス利用:同一アカウントなら、利用デバイスに関係なく利用できる。
●同期:指定されたOneDriveフォルダーは自動で同期される。
最近、クラウドサービス型のアプリが増えてきています。メールを含めて、クラウド型に切り替えておくと、簡単・短時間でPC の新規購入時や初期化時の設定ができます。
メール:Gmail・Outlook などがおすすめ
5GBの場合
●自分のPCでもスマホでも利用したい特定のフォルダー・ファイル
●他の人と共有したい特定のフォルダー・ファイル
1TBの場合
●よく使うフォルダー(例 ドキュメント・ピクチャ・ビデオ)をまとめて
総容量が1TB を超える可能性がない場合には、すべてのユーザーデータをOneDriveに設定する事もできます。
すべてのユーザーデータを利用すると、複数のPCで同じ環境で作業をすることができます。
このページでは、可能容量が1TBの場合を説明します。
可能容量が5GBの場合には、OneDrive容量が少ない をご覧ください。
タスクバーに雲のOneDriveアイコンありますか?
隠れている場合があります。タスクバーの^(隠れているインディケーターを表示します)をクリックして下さい。
起動時にOneDriveがスタートしない設定になっています。
Windowsの「設定」→アプリ→スタートアップ→Microsoft OneDriveを「オン」に
これで、起動時からタスクバーに表示されるようになります。
タスクバーの検索ボックスで「OneDrive」を検索→OneDrive(アプリ)をクリック
これでアイコンが表示されます.。
マウスをアイコンの上に移動(マウスオーバー)します。
●「OneDriveー個人用最新です」が表示される場合
アイコンをクリック→下にある「フォルダーを開く」をクリック フォルダを開くへ
●「サインインしていません」が表示される場合 サインインへ
●いずれでもない場合には OneDriveアイコンの説明 を参考に対処してください。
OneDriveの場所を確認して「次へ」(変更する必要はありません。
「場所を変更する」・・・Cドライブ以外(例 Dドライブ)に置くこともできます)
アイコンをクリックしてください。
サインインをクリック
メールアドレス欄にマイクロソフトアカウントを入力して「サインイン」をクリック
複数の画面が表示されますが、「次へ」をクリック
OneDriveの場所を確認して「次へ」(変更する必要はありません。
「場所を変更する」・・・Cドライブ以外(例 Dドライブ)に置くこともできます)
このダイアログが表示されたら、「このフォルダーを使用」をクリック
バックアップ(同期)するフォルダーの指定
既定では、ドキュメント」「写真(ピクチャ)」と「デスクトップ」が指定されています。「ミュージック」「ビデオ」もオンにして「バックアップを開始」をクリック
バックアップにはしばらく時間がかかります。
いくつかの広告が表示されますので、「次へ」か「後で」
バックアップ(同期)をオンにしたフォルダーは、自動的に、PC内のOneDriveフォルダーに移動されます。
これで設定が終わりました。
「OneDriveフォルダーを開く」→フォルダーが開きます。
エクスプローラ→左側のフォルダーツリーの
●xxx 個人用
をクリックするとOneDriveフォルダーが開きます。
オフラインで利用可能(PCにもあり)
雲のアイコン
オンライでのみ利用可能
オフラインでも利用可能:OneDriveとPCの両方にありますので、インターネットに接続されていなくても利用できます。
オンラインでのみ利用可能:OneDriveにのみあります。クリックすると、ダウンロードが始まります。
通常、この2つの状態ですが、共有中。同期中など多くの状態をアイコンで表示します。詳しくは、OneDrive アイコンの意味 をご覧ください。
個人用 Vaultフォルダー: このフォルダーを開くには2段階認証が必要です。安全性の高いフォルダです。
フォルダーを右クリックして、状態を切り替えることができます。
●「このデバイス上に常に保持する」
コピーがPCに保存されます。(ダウンロードされます)
オフラインで利用可能となります。
●「空き容量を増やす」 デバイスの空き容量が増えます。
PCから削除されます。
OneDriveには残り、必要なときにダウンロードされます。
特定のフォルダーだけではなくOneDrive全体も可能です。よく使うフォルダーは「常に保持する」がいいようです。
同期設定では「デスクトップ」「ドキュメント」「写真(ピクチャ)」「ミュージック」「ビデオ」の5つのフォルダーの同期オン・オフが設定できます。
同期の設定
OneDribeアイコンを右クリック→右上の歯車アイコン→設定(歯車アイコン)→「同期とバックアップ」→「バックアップを管理」
ドキュメント・デスクトップ・写真(ピクチャ)・ミュージック・ビデオをオン・オフに→「変更の保存」
ここでは、「ドキュメント」「写真(ピクチャ)」「デスクトップ」だけが同期されています。
スイッチをオンにすると「ミュージック」「ビデオ」も同期されます。
「ドキュメント」「写真(ピクチャ)」「デスクトップ」「ミュージック」「ビデオ」以外のフォルダーも同期できます。
PCにあるフォルダー
OneDriveフォルダーに同期するフォルダーをドロップ
OneDriveにあるフォルダー
OneDriveの「設定」→アカウント→「フォルダーの選択」から追加できます。
フォルダー・ファイルを右クリック→共有
共有ダイアログが表示されますので、
●リンクの送信:メールで特定の宛先に送信
●リンクのコピー:リンクURLをコピーして、共有先に知らせる
のいずれかで共有します。
「編集可能」「表示可能(閲覧のみ)」の設定ができます、(共有画面の鉛筆アイコンから)
同じアカウントでサインインしていると、OneDriveを共有できます。
複数のPCでサインすると、OneDriveフォルダーが共有されます。(同一のデスクトップが利用できます)
OneDriveの設定→「同期とバックアップ」→「デバイスの写真やビデオの保存」をオンにすると、写真や動画が自動的にバックアップされます。
筆者は通常オフで、写真や動画のバックアップはGoogleフォトを利用しています。
このまではパソコンから見たOneDriveを説明してきましたが、インターネットにあるOneDriveを見てみます。
ブラウザからOneDriveにサインインします。(Edgeをおすすめ)
画面左のナビゲーションを見て下さい、
OneDriveに保存されているフォルファーやファイルが表示されます。
パソコンと同期していないフォルダーもあります。
OneDriveにある写真が表示されます。
共有しているフォルダーや写真が表示されます。
右上にある設定(歯車)アイコンをクリック→オプション→OneDriveを復元→不化現したいファイルを右クリック→「バージョン履歴」からファイルを復元できます。
設定アイコンが隠れている場合があります。画面 真ん中 上のーをクリックしてください。
フォルダーの復元は365契約アカウントのみ可能です。
OneDriveをやめて、利用以前の状態の戻す手順です。
設定(歯車アイコン)→「同期とバックアップ」→「バックアップを管理」
ですべてのフォルダーをオフに
オフにしたフォルダーは既定の位置に新規に作成されます。
ただし、その内容は、OneDriveへのショートカットだけです。
OneDrive内にあるフォルダーの内容を既定のそれぞれのフォルダーに移動します。(OneDriveフォルダーまたはショートカットをダブルクリックして開くフォルダーから)
少々時間がかかります。
ショートカットは削除してください。
「設定」→アカウント→「このPCからリンクを削除する」
でサインアウトできます。
エクスプローラーからOneDriveが消えます。
OneDriveには同期した状態のまま残っています。
必要に応じて整理してください。